パソコンやスマートフォンでインターネット検索すると、入力した言葉(キーワード)に合致するウェブサイトが順次表示されますね。ウェブサイトは誰でも自由にウェブサーバーにアップすることができます。一旦アップされたウェブサイトは、まもなくグーグルが順位を付けて、検索画面にそれに従って表示される仕組みです。ここでは、高度なアルゴリズムによってグーグルが順位を決めているので、誰でも目的に合ったウェブサイトを見つけることができるのです。

グーグルが誕生した1998年9月から現在まで、パソコン用ウェブサイトで順位付けをしてきました。スマホで検索する場合でもパソコンでの順位がそのまま流用されてきました。

そのやり方を今年の3月27日から変更するとグーグルは発表しました。スマホ用モバイルサイトで順位を決めて、パソコンにはモバイルの順位が流用されることになったのです。

この仕様変更に関する名称を、グーグルは「モバイルファーストインデックス」と表現しています。

一般ユーザーの方にとっては「それがどうした?」という事かもしれませんが、インターネットでビジネスを展開している事業者にとっては、この変更は死活問題なのです。かつて(今でも)検索画面の上位表示させるために、SEO対策と称して毎月数十万円を支払っている事業者もあるくらいです。これからはスマホでの順位が、ビジネスの成否を左右するのかもしれません。

皆様がお持ちになっているウェブサイト、あるいは関係しているウェブサイトがありましたら、これからはパソコンだけでなくスマホでもチェックすることをお勧めします。スマホでは見づらいパソコンサイトのままになっているなら、モバイルファーストインデックスによる影響で検索順位が下がる可能性が高くなります。

すでに検索順位に影響が出ている場合は、パソコンとスマホの両対応できるレスポンシブサイトに作り変えることで、この問題を回避できるかもしれません。今回の変更はサイトごとに順次行われるので、影響が現れる時期はサイトによって異なります。

ところでグーグル検索では、いろいろな便利機能があるのをご存知ですか?

地元の天気予報を知りたい場合は「天気 名古屋」で、食べ物のカロリーを知りたい場合には「カロリー りんご」で、プロ野球の勝敗なら「チーム ドラゴンズ」で、株価を見るなら「株価 ソフトバンク」で、宅配便の到着時間は「ヤマト 9999-9999-9999」でリアルタイムに表示されます。これら検索語の単語を入れ替えるだけで、必要とする情報が簡単に取り出せます。

ぜひ一度お試しください。

Category: 社長ブログ
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