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今回の報告者は、有限会社新島村屋の矢島利治社長

ホームページやパンフレットなどのデザインをされている方です。

 

社員との想いの共有が出来ていないことに悩み続けたところ、

昨年同友会の経営指針書作成の理念に感じるところがあり、

入会された方です。

 

社長と社員が、あるいは社員同士でも、想いを共有するには、

紙に書いた指針が大切で、これに沿ってすべての業務について、

考え方のベクトルを合わせることが求められます。

 

ここに経営指針書の重要性が明らかになってくるのですが、

報告後のグループ討論では、私自身も気付かされたことが

ありました。

 

私どもも矢島社長と同じように、お客様のホームページを作る

ことを業務としていますが、

「単に画面をデザインするだけではだめだ。お客様の経営理念

を聞いて理解して、それを発信できるデザインでなければ、

いずれ理念と事業がホームページ上でぶれてくる」

 

デザイン事務所「効果研究所アクシム」の田植和也社長による

指摘でしたが、これを聞いて改めて大きな衝撃を受けました。

 

「デザインとは経営理念の結実した表現なのだ」という、

当たり前の、しかし忘れがちな大切な心を、思い出させて

もらえた貴重な時間でした。

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毎年正月の初詣は、近所の「白山神社」、「豊川稲荷」、「熱田神宮」をお参りします。

豊川稲荷には、会社繁栄のご祈祷をしてもらい、お札をもらって事務所の神棚に飾ります。

豊川稲荷公式ホームページ:http://toyokawainari.jp/

 

興味深いのは、ご祈祷いただくための値段の決め方です。

ご祈祷いただく料金は一人3,000円から。

物の値段は普通一つなのに、神社仏閣のご祈祷料には「から」が付きます。

では、3,000円以上支払うと、何が変わるのか?

 

以前試しに5,000円を支払ってみました。

すると、お札が立派な木箱入りになりました。

 

豊川稲荷ではご祈祷にお食事付も選択できます。

これは一人4,000円から.。

もちろん食べる人の人数分が必要です。

こちらは、余計に払ったら何が変わるのか、試したことはありません。

 

そして、本殿でご祈祷を受けるところに来ると、一般の人々がいる場所とは別に、

稲荷様に近い場所に特別な場所が設けてあり、ひとまとまりのスーツにネクタイ姿

の人々がいます。

 

まもなくお祈りの名前が読み上げられると、「JR東海‥、‥」と鉄道会社の関連

会社が次々に読み上げられ、くだんの人々が立ち上がりました。

彼らはいくらの祈祷料を支払って、特別席にいるのでしょうか?

 

いくらでどのようなサービスが得られるのか、受付所には表示が無いので、

聞かなければわかりません。

しかも、そのサービスは、価格に見合ったものなのかどうか?

それとも、ご祈祷の効き目(?)に違いがあるのでしょうか?

 

価格表も無く、効能書きも無いのに、訪れる人は絶えず、

不況になるほど、参拝者は増えると聞きます。

神社のビジネスは、誠に不可思議なものです。

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