新年の初詣に名古屋の熱田神宮に参拝しました。

出かけるときは晴れ間にちらちら雪が降っていましたが、車を進める間にだんだん雪が強くなり、名古屋高速を南進する頃には、路面に雪が積もり始めました。

熱田神宮に着くと、雪は本降りで、回りは一面の雪景色。

 

帰り道はもっと恐ろしいことになりました。

熱田のイオンに立ち寄って昼食を済ませた後、外に出るとさらに雪が激しくなり、道路は数センチの積雪になっています。通常タイヤなのでスリップしながらの走行はかなりの冷や冷やもの。そして、大曽根あたりまで来ると、回りは真っ白で何も見えない状態になりました。

回りが真っ白になると、どこを走っているのかわからなくなり、いつのまにか国道19号を外れ、竜泉寺街道を走行していました。今さら戻るのも大変な大雪なのでそのまま進んでいったことが後悔の始まり。

 

竜泉寺の手前の上り坂では、多くの車が路肩によってチェーンを装着しています。しかしチェーンを持っていないので、そのまま走るより方法がありません。そうこうしている間に、とうとう車は全く前に進まなくなり、いくらアクセルを踏んでもタイヤは空回りするだけです。

「車を乗り捨ててタクシーを待つか、車の中で一夜を過ごすか」などと、考えがまとまらない中で、突然車が前進を始めました。見ると、横でチェーンを巻いていた人が後ろに来て車を押してくれているではありませんか!自分の車だけでも大変でしょうに、吹雪の中で他人の車の後押しをしてくれる人がいることを、にわかには信じられない思いでした。

 

おかげさまで、車は上り坂を脱出することができ、無事に帰宅することができました。まったく、熱田の神様のおかげ、と思うより他に無い一日となりました。

Category: 社長ブログ
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