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子どもたちが使い残した青春18切符をもらって、東京出張の帰り高蔵寺までの普通列車の旅を楽しみました。

 

まずは新宿9時12分発高尾行きの中央線快速。

次に高尾10時17分発小淵沢行きの中央線普通列車。

これは小淵沢まで3時間弱の乗車で、平坦な土地を走る東海道線と違って、山あり谷ありの傾斜地を走るので、時折みごとな高台からのパノラマビューを楽しむことが出来ます。また、甲府の手前にある勝山近辺では、一面のブドウ畑に圧倒されます。あたかも電車がブドウ畑の中を切り裂きながら走っているような錯覚さえ覚えるほどです。

 

普通列車に乗ること約3時間、電車は小淵沢駅に到着しました。せっかくなので、ここで小海線の列車に乗り換えて、しばし清里に寄り道することに‥

 

小海線の電車は世界最先端のハイブリッド電車です。発電した電気で走るので急傾斜の上り坂も加速はスムーズ、ディーゼルエンジンで走っていることを忘れるほど静かです。列車は山間の単線をくねくねと曲がりながら、標高1274mにある清里駅に向けて、力強く登っていきます。

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30年余り前に空前のペンションブームに沸いた清里は、今も多くのペンションが立ち並んできますが、当時の熱気は無くなって落ち着いた町になっています。ここでは、駅前の一等地に空き店舗があるのが気になりました。IMG_0346 IMG_0347  IMG_0340 IMG_0341

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清里に滞在すること1時間あまり、きれいな店に惹かれて立ち寄ったハチミツソフトクリームを食べ(たいしたことは無かった)、おみやげに信玄餅と塩羊羹を買って、清里駅を後にしました。

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再び小淵沢駅15時29分発塩尻行きの列車で塩尻駅に到着、乗り換えの列車の発車まで30分あるので、駅の下にある店で焼きたてパンを買って、コーヒーと一緒にいただきました。これが意外にうまかった!(空腹のせいか?)

 

塩尻17時6分発の列車で中津川へ。途中の駅で集中豪雨が襲ってきて、通学帰りの女子高生が大騒ぎでした。

 

最後は中津川19時11分発の列車で高蔵寺駅にたどり着きました。

 

東京から高蔵寺まで中央線経由普通列車の旅は初めての経験でしたが、途中すがすがしい信州の高原を散策したおかげで、あまり疲れを感じることなく楽しく帰ってくることが出来ました。

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高校2年生の娘が以前から「友達と池袋へ行きたい!」 と言うので、

夏休みに青春18切符で旅行を勧めました。

青春18切符は2300円でJRを1日乗り放題。ただし、新幹線などの特急は乗れないので、東京までは約6時間余り必要です。

青春18切符:http://www.jreast.co.jp/tabidoki/service/seishun18/index.html

 

「ついでに早稲田大学のオープンキャンパスに出席する!」とのこと、

ついでに大学を見に行ってもどうかとは思いましたが、「14時迄早稲田大学に着きたい」というので、朝6時に家を出発することに‥

早稲田大学オープンキャンパス:

http://www.waseda.jp/nyusi/oc/index.html

 

4人が泊まるホテルは、池袋にある「サンシャインシティ・プリンスホテル」を、インターネット特価で、ツインルームをルームチャージ11,800円で2室予約。

「これなら一人当たり5900円で、豪華シティホテルに泊まれる」と大喜び。

ところが、「友達が一人行けなくなった!」。特価プランにはトリプル設定が無いので困り、ホテルに電話をしたところ「特別料金のまま追加3500円で、トリプルに変更します」とのこと。ネット予約も意外と融通が利くものだと知りました。

サンシャインシティプリンスホテル:http://www.waseda.jp/nyusi/oc/index.html

当日の夕方、娘の携帯からの電話に出ると、突然フロントマンが話しかけてくるのでびっくり。聞くと「予約していた部屋が無いので、別の部屋にしてもらえないか」との連絡でした。

ホテルは当日キャンセルを見越して、常に「オーバーブッキング」、つまり部屋数以上の予約を請けているのです。これに当ったようで、はじめて経験する娘は意味がわからず電話を回してきた様子。「OKですよ」と返事しておきました。

まもなく、再び娘の携帯から電話。「すごい部屋だよ!」 どうやら和室の付いたスイートルームを割り当てられてようで、つかの間のセレブ気分を満喫。これは、ちょっとラッキーだったようです。

 

「東京で1日遊びたい」との希望により、帰りは夜行バスを予約。最近は豪華なシートの高速バスが数多く提供されています。この中から、東京23時30分発名古屋行き、3列シートで4500円の会社を予約しました。

3列シートで140度リクライニングは、バスでもよく寝られるそうです。

http://travel.rakuten.co.jp/bus/special/gradeup/

 

我々の青春時代には無かったサービスが、ネット時代の今はいろいろ揃っていて、若者の旅行は楽しめるバリエーションが多くて楽しそうです。

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パソコンの納品に京都へ行くので、夜には旧友に会ってお酒を酌み交わそうと考え、加茂川べりの「ホテル藤田京都」に予約をとりました。

ホテル藤田京都:www.fujita-kyoto.com

「シングル一泊で」と当日電話で予約したのですが、部屋に入るとツインルームが割り当てられていました。ゆったりとした最上階の部屋でルームチャージが11600円(込)、株主優待券を使って半額の6300円。これは、かなりのお値打ち感覚です(株主優待券はオークションで500円で買ったものでした)。

 

朝日に目が覚めると外は古都の町並み、とはいかず、今はマンションの多いことにやや落胆しました。これでは、8月16日の大文字も窓からはよく見えないでしょうが、お盆には大文字を見ながら、先祖を偲びたいものです。

京都の大文字:http://www.kyokanko.or.jp/3dai/daimonji.html

 

翌朝はホテルから散歩を兼ねて、木屋町通りを四条に向かってあるきました。途中にいくつか、坂元龍馬に関係ある碑があることに気付きました。NHKの大河ドラマ「龍馬伝」を見るまでは、見過ごしていたようです。

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幕末に尊皇攘夷を唱えて京都へ出た、土佐藩士「武市半平太」の住居跡

 

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坂本龍馬の妻、「お龍」の住居跡だそうです

 

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夜は京都一の繁華街になる木屋町筋も昼間は風情がある通りです。

 

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交番も風情を壊さないよう、気を使って建てたようです。

 

京都はいつ行っても、楽しませてくれる町です。

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