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梅雨の季節はあちこちで豪雨被害、それが明けると台風の襲来被害と、毎年夏は災害による被害が多発する季節です。しかも地球温暖化の影響によるものか、年を追うごとに豪雨のスケールや台風の被害が大きくなっているように感じられます。また、それらに伴う鉄道や道路の影響も大きくなっています。

気象衛星の高性能化によって、観測精度は年々向上していますので、これを活用して被害を最小限に食い止めたいものです。気象情報はテレビでも見ることは出来ますが、パソコンやスマートフォンを利用することで、どこにいてもリアルタイムで見ることができます。そこでお勧めしたいのが、気象衛星による赤外線画像とレーダーによる雨雲の動きです。これらは日本気象協会のホームページ「tenki.jp」で、いつでも見ることができます。少し前まで画像はパソコンでしか見えませんでしたが、今ではスマホでも鮮明に見ることができるようになりました。

レーダーによる雨雲の動きは、過去の動きを再現する機能の他に、これからの動きを予想する機能があります。これを見ると、今後何時間後に雨が降り出すのか、いつごろ雨は止むのか、かなり正確に知る事ができます。また気象衛星による赤外線画像を見ると、中国大陸からどのような雲が流れて来るのかつかめるので、この先数日間の天気の予想をする事ができます。

気象衛星やレーダーは高度化したので、正確なデータを得ることができるようになりましたが、天気予報は今でも人間の目によって予想しているのが現状です。したがって気象衛星やレーダーの画像を自分で読む習慣を身に着けることで、いつでもどこでも自分に必要な気象予測を行う事ができるようになります。高性能な気象映像をパソコンだけでなくスマホでも見えるのですから、これを使わない手はありません。

日本気象協会のウェブサイトは、パソコンでもスマホでも「日本気象協会」で検索すれば、トップに表示されます。このサイトをお気に入りに入れるかデスクトップに置いておくことで、いつでもどこでも衛星からの画像やレーダー画像を見ることができるので、安心して外出の予定を組むことが可能となります。

衛星からの赤外線画像とレーダーによる雨雲の動き、これら二つの画像で見る習慣を身に着けることで、皆様が夏の災害から身を守り、安全で便利に過ごされることを願っています。。

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