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1. インテル製CPUの不具合でパソコン業界は大混乱

パソコン用CPU(演算処理装置)最大手のインテルが、新製品CPU「Intel 6」シリーズ用チップセットの出荷停止を1月31日に発表したことで、世界のパソコン業界に大きな混乱が発生しています。とりわけ日本では毎年3、4月が1年のうちで最もパソコンが売れる時期のため、各メーカーは2011年春モデルの生産がピークを迎えています。その中でも「Intel 6」シリーズは今年の春モデルでは高性能で目を引くモデルとなるもので、これが生産できないと今年の春モデルに目玉となる新機種がなくなります。

チップセットとはCPU(演算処理装置)周りの回路を、一つの半導体チップにパッケージ化した部品です。この部品標準化のおかげで、基幹部品であるマザーボードの開発コストは低減しました。その一方でチップセットメーカーの寡占化が進むこととなり、一つの不具合が世界中を巻き込むトラブルに発展する事態になりました。これはパソコン部品を供給するメーカーがいかに少ないかを象徴する問題です。 パソコンは世界的な標準化が進展したおかげで、構成要素はCPU(演算装置)、メモリー(一時記憶)、ハードディスク(長期記憶)、光学ドライブ(外部記憶)、これらを結びつけるマザーボード(基盤)という、わずか5種の部品で出来るようになりました。とりわけ頭脳に相当する重要な役割を果たすものがCPUであり、この部品の製造シェアはインテルが過半を残りはAMDが、いずれも米国2社でほぼ独占状態となっています。このことは、世界レベルでの標準化が熾烈な価格競争をもたらし、メーカー間の合従連衡が進んだ結果ですが、パソコンが廉価になった反面、部品の品質と供給には不安定さが増しています。 自動車の世界でも寡占化は進んでおり、基幹部品の調達先は数社に絞られているようですが、世界に目を向ければ競合先は数多く存在します。これに対して、今では産業の基幹ツールであるパソコンのCPUメーカーが、世界で2社しかないというのは、かなり異常な状況ではないかと思われます。 「今さらインテルの牙城は崩せない」という考え方が一般的ですが、モノづくりを得意とする日本の企業なら再度挑戦する価値がある製品ではないか、などと考えるのは無責任に過ぎるのでしょうか?

2. パソコン修理サポートご紹介キャンペーン

 

「長く経験を積み重ねた、パソコン修理のプロフェッショナルによる、修理サポートの品質をもっと知っていただきたい!」 この思いから、このたび期間限定で「ベルエアーのパソコン修理サポートご紹介キャンペーン」を実施することとしました。 ご紹介いただいた方には、安心してお持込いただけるよう、初期費用(3,000円相当)無料でパソコンを診断させていただきます。ご紹介いただいた方には素敵なプレゼントを用意しています。さらに、修理後のインタビューにお答えいただくと、USBメモリを無料進呈します。この機会にお客様のご紹介をお願いします。
(パソコン修理サポートキャンペーンページ:http://pcsyuuri.info/

3. 個人レッスンの二人割りキャンペーン実施中


「個人レッスンを二人で受講すると二人目は無料!」 というちょっと聞き捨てならないキャンペーンを始めました。夫婦で、親子で、社員同士で、一緒に受講すれば、一人当たりの受講料が半額になってとってもおトク。 「都合の良い時間に好きな内容を受講できる個人レッスン、これを一般のレッスン並みの低廉な費用で受講したい」こんな欲張りなお客様のご希望に、まともにお応えする、お客様本意の期間限定キャンペーンです。 好きな相方を誘って、二人でお値打ちに個人レッスンを!
(二人割りキャンペーンページ:http://pckyousitu.info/

4. 日商パソコン検定のご案内

当社は日本商工会議所の認定機関として、日商パソコン検定試験を行なっています。次回の検定試験は、下記科目の受付をします。お申込は店頭及びホームページで受付しています。(http://pckyousitu.info/

 

科目

試験日

時間

受験料

受付締切日

日商PC検定2級

2011年3月20日(日)

13:00-14:30

\7,000-

2011年3月13日(日)

日商PC検定3級

2011年3月20日(日)

13:00-14:30

\5,000-

2011年3月13日(日)

日商PC検定BASIC

2011年3月20日(日)

15:00-15:45

\4,000-

2011年3月13日(日)

 

 

5. (ワンポイントアドバイス)パソコンの電源コードは抜いておくべきか?

 

パソコンの電源コードは、使わないときは抜いておくべきか、挿しておいてもいいのか? これはかねてより時々聞かれる質問です。もちろん落雷による損傷を防ぐ目的には、抜いておけば安全であることは間違いありません。では抜いておくことによるデメリットは無いのか? この面から今回は考えてみます。
デスクトップパソコンの場合、電源を抜いていてもパソコンの時計は動いています。これはマザーボードに時計バックアップ用電池が取り付けてあり、これが常に時計をバックアップしているからです(右図)。この電池が無くなると時計がリセットされ、パソコンが起動しなくなるトラブルにつながります。この場合、電源を抜かなければ、時計用バックアップ電池は消耗しないので、時計のリセットによるトラブルは発生しません。そのためデスクトップパソコンは常に電源を挿しておく方が良いと言えます。
ノートパソコンの場合、バッテリーが装着されている点が、デスクトップパソコンと異なります。ノートパソコンに使われているバッテリー(右下)は過放電や満充電状態を続けると、バッテリーの寿命を縮める性質があります。そのため、電源は抜きっぱなしにしても挿しっぱなしでも、バッテリーの寿命を縮めます。ですから、普段持ち歩くノートパソコンは電源を挿しっぱなしにせず、充電が終わったら電源を抜き、放電したら電源を挿すことをこまめに繰り返すことで、バッテリーの寿命を延ばせます。
常に据え置きで使うノートパソコンなら、バッテリーを本体から外しておき、パソコンは常に電源を挿して使用すれば、バッテリーもパソコンも良好な状態を保てます。この場合バッテリーを外して長期保管する際に、空状態や満状態にせず半充電状態(空でなく満でもない状態)にしておけば、バッテリーの寿命を最大化します。
パソコンの電源コードを抜いたり挿したりすることは面倒なものではありますが、このような心遣いによって、パソコンをいつまでも快適に使い続けることが出来ます。