会社ロゴ
お問い合わせ Facebook

1. IPアドレスの枯渇問題が迫ってきました

IPアドレス(Internet Protocol Address)をご存知ですか? これはインターネットに接続する世界中のコンピュータを識別するために、1台ごとに割り振られている固有の番号です。現在の規格はIPv4と呼ばれるもので、1980年代に米国で制定されたものです。32ビット(32桁の2進数)で作られたこの規格では、2の32乗(約43億)台のコンピュータに番号を割り当てることができます。当時はこれで十分と考えられていたのですが、世界で使われるコンピュータの台数が幾何級数的に増加したことで、IPアドレスが大量に消費され、使用可能なアドレスの枯渇が約1年後に迫ってきました。

実はIPアドレス枯渇の可能性は1990年代後半からささやかれてきたのですが、技術的な延命措置がとられ、「あと1年、2年」と言われ続けながら、現在に至ってきました。ここでIPアドレスを大量に消費するスマートフォンが急速に普及し始めたことで、いよいよ枯渇が現実の問題となってきました。日本におけるIPアドレス管理団体であるJPNIC(Japan Network Information Center)は、配布できるIPアドレスが2012年1月頃に枯渇すると公表しています。このIPアドレスの新規発行が無くなると、企業が自社のWEBサーバを設置することができなくなったり、インターネット上で新サービスの提供ができなくなったりして、インターネットの利便性に致命的な障害が発生します。 この問題を対処するために提案されてきた対策が、IPv6と呼ばれる新しい規格です。128ビット(128桁の2進数)で作られた新規格は、2の128乗個(340兆の1兆倍の1兆倍)という、事実上無限の数を割り当てられるので、IPアドレスの枯渇問題は完全に解決します。しかし、IPv6は現行のIPv4と互換性を持たないため、通信機器にはIPv6で使えないものが数多く出てきます。家庭内LANで使われているルータも、使えないか使えても機器の設定変更などの作業は必要となります。これは大きな社会問題である割には広く知られておらず、今後は社会的影響を最小限にとどめるための広報活動などが重要となるでしょう。 枯渇の心配が無いIPv6になると、携帯電話やゲーム機のような機器にもIPアドレスを割り振ることが出来るので、これらの機器との直接データ通信が可能となり、今までに無かった新サービスの提供ができるようになります。このようにIPv6は新しいネットワークサービスを作り出すことができる情報インフラと言えます。IPv4からIPv6に切り替わることで、インターネットの可能性はまた一歩前進します。
(JPNICの枯渇に関する記事:http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2010/vol791.html

2. 困ったときには個人レッスンがあります

デジカメで撮った動画を編集してDVDに書きたい時、旅先の写真を集めてプライベートなホームページを作りたいとき、ベルエアーの個人レッスンをご活用ください。 パソコンに戸惑ったときにお助けするのが、ベルエアーの個人レッスンです。 希望内容をメールでお送りください。教室インストラクターがご案内いたします。
(パソコン教室:http://pckyousitu.info/

3. 年賀状作りにはデータが消えないベルポートで

年賀状の宛名印刷につかう住所録は、入力に骨が折れるものです。また収受記録などを残している場合には、再製不可能なデータとなります。このように大切なデータは、間違っても消えて欲しくないものです。


当社では早い時期より、個人向けパソコンにもデータが消えない機能が必要であると考えて、自社製パソコン「ベルポート」にはレイド機能モデルをご用意してきました。 パソコンのハードディスクは構造上、いつかはクラッシュするもので、今の技術ではこれを防ぐ方法はありません。そこで現実的な対策はハードディスク2台を冗長的に利用するレイド機能です。いつも2台のハードディスクに同一データを書き込んでいれば、どちらかのハードディスクがクラッシュしても、残るハードディスクからデータを取り出すことが出来ます。同時に2台のハードディスクがクラッシュする確率は、1台の時と比べて極めて低くなるからです。 大切なデータを扱うパソコンには、「ベルポートレイドモデル」をお選びください。
(ベルポート:http://belport.info/

4. 日商パソコン検定のご案内

当社は日本商工会議所の認定機関として、日商パソコン検定試験を行なっています。次回の検定試験は、下記科目の受付をします。お申込は店頭又はホームページで受付しています。
(パソコン検定:http://belair.jp/blog_link/school/net_siken.htm

 

科目

試験日

時間

受験料

受付締切日

日商PC検定2級

2010年12月19日(日)

13:00-14:30

\7,000-

2010年12月12日(日)

日商PC検定3級

2010年12月19日(日)

13:00-14:00

\5,000-

2010年12月12日(日)

日商PC検定BASIC

2010年12月19日(日)

15:00-15:45

\4,000-

2010年12月12日(日)

 

5. (ワンポイントアドバイス)画面のズーム機能:「Ctrl」+マウスのホイール

最近の液晶ディスプレイは高精細化しているため、広い範囲が表示される代わりに絵や文字が小さくなります。「ディスプレイを買い換えたら、以前より字が小さくなって、老眼には見にくくなった」とのご不満をお聞きすることがありますが、このようなご不便はありませんか? 画面上の表示サイズは、マウスでワンタッチに拡大縮小できます。 インターネットエクスプローラやワード、エクセルをお使いの場合、左手で「Ctrl」キーを押しながら右手でマウスのホイールを動かすと、表示サイズが変わります。ホイールを向こうに押すと拡大、手前に引くと縮小となります。 ズーム倍率は、インターネットエクスプローラでは右下の時計の上に、ワードやエクセルではツールボタンの中に、パーセントで表示されます。さらに、ズームの設定値はパソコンに記憶され、次回も同じ大きさで表示されます。 ソフトウェアによってこの機能を持つものと持たないものがありますが、インターネットエクスプローラならVer.7以降、マイクロソフトオフィス(ワード・エクセル)ならXp(2002)以降で使えます。 「Print Screen」で画面印刷するときにも便利な機能ですから、一度お試しください。