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各地で花開く観光振興策

緊急事態宣言が各地で終了したことを受けて、観光産業を復活させる旅行振興策が、地方自治体を中心に復活してきました。愛知県では「LOVEあいちキャンペーン」の復活と、新たな施策として「あいち旅eマネーキャンペーン」が共に10月8日より開始されました。いずれも県民が県内を旅行する際に、宿泊料金や飲食費等を一定額還元する制度です。

緊急事態宣言中、飲食店は従業員給与が100%補填され1日当たり4万円~10万円の協力金が支払われたのに対し、旅行業は給与が100%補填された他は月額20万円の月次支援金だけなので、やや見劣りがします。緊急事態宣言が終了するとこれらの施策も無くなるので、早急に需要を回復させる必要から、早めに観光振興策が打ち出されたものと見られます。

地方自治体の施策ですが財源はコロナ対策として予算計上された「地方創生臨時交付金」なので、国の施策の代行とも言えます。世論の受けが良くなかった国の「GOTOトラベル」事業復活の露払いの役割も担っているようで、多くの自治体で同様の観光振興策を発表しています。これが一巡したところで、年明けからは装丁も新たに、国の「GOTOトラベル」事業が始まるものと予想されます。

「あいち旅eマネーキャンペーン」は、一人一泊5000円の宿泊費と2000円の飲食や買い物が、旅行後に電子マネーで利用者に還元されます。詳細は愛知県のホームページでご確認ください。
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kanko/kanko-syohikanki.html)
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kanko/kanko-syohikanki.html