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あなたの身近に眠っている大きな資源とは?

2022 年の貿易収支が過去最大の19 兆9713 億円の赤字を計上したことは、ニュース等でご覧になった方も多いと思います。今の日本はエネルギー源を化石燃料に依存していて、そのほぼ全量を輸入に頼っているので、大量の国富流出が発生しています。
一方で半導体や家電製品などかつての輸出品目は競争力が失われて、海外からの富が入ってこなくなったからです。
しかし日本にはまだ活用されていない大量の資源が眠っています。それは歴史や景観、食品等を始めとする観光資源です。
日本で暮らしていると気づかないのですが、ここには世界の人々があこがれる観光資源が豊富にあり、アジア諸国はもとより欧米諸国でも、行きたい海外旅行先の上位を独占しているのが現状です。
この観光資源を掘り起こすことで、日本はまだまだ豊かな国になれる可能性を持っています。
観光資源というと遺跡や城、神社仏閣が挙げられますが、実は観光客が最も重視しているものは、各種アンケート調査によって食事であることが明確になっています。
世界の観光地を見渡しても、常に人気上位にある場所は、必ず美味しいものがあるところです。
ユネスコの世界文化遺産に登録された食事には、日本の和食以外にフランス料理、地中海料理、メキシコ料理、トルコ料理などがありますが、昨今は和食の人気が群を抜いています。
この和食の魅力の源泉は、発酵食品にあると考えられます。
酒、焼酎、醤油、酢、味噌、味醂などの発酵食品は、空気のように身近にありすぎて、その存在を特別なものと感じませんが、これらが織りなす和食の旨味が、今世界を席巻しています。
すでに英語となった旨味(umami)という言葉がそれを象徴しています。あなたも身近な和食の魅力を探してみませんか?
それが見つかったらSNS で発信してはいかがでしょうか?これで新たな日本の魅力が広く知られ、そこから多くの観光客を呼ぶことができれば、その一つ一つは小さな活動でも、日本全体では大きな富を生み出す資源になる可能性を秘めています。