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PHPに深刻な脆弱性?

本稿執筆の前日深夜に、PHPに深刻な脆弱性が見つかったと発表がありました。ホームページの改修作業に首相が自ら対策を呼び掛けるのも異例ですが、今年に入って急増している企業情報漏洩の原因の一つがこれだったというので、その被害は深刻です。全世界で約70%のホームページに使われているソフトウェアですから影響は広範囲に及びます。ウェブサイト制作会社である当社も対策に追われていますが、どの制作会社も同じような状況でしょう。
PHPとはホームページ制作に使われる言語の一つで、ワードプレスという制作ツールを構成するものです。どちらも無料で提供されるものなので、ウェブの世界ではあっという間に全世界№1のシェアを獲得しました。今回はこのPHPの深刻な脆弱性が発表されると同時に、バージョンアップ版が公開されました。しかしバージョンアップ版が提供されても簡単に事は改善されません。PHPの新バージョンをインストールすると、ページのどこかに何らかの影響が生じるので、その影響を確認調整しながらの更新作業となり、それなりに時間と労力を要する作業になります。
より深刻な問題と考えられるのは、管理者の存在しないホームページです。かつて社員が制作したが本人が退職したので誰も管理できないホームページ、友人が無料作ってくれたので管理までは頼めないホームページ、制作会社が無くなったために管理できないホームページ、制作会社に依頼したら高額な費用が請求されてそのままのホームページ、お話しを聞くと世の中には様々な理由で放置されてきたホームページが結構存在します。これらのホームページは荒れ放題で、ハッカーに好適の餌食となる可能性があります。
皆様の周りに長年放置されているホームページが存在するなら、今回は早めに対応されることをお勧めします。